世の中には、 「今までなかったアイディアをビジネスにして成功した人」や、「ヒット商品に新たな+αサービスを付加させて成功した人」など、様々な工夫やアイディアで、ビジネスを成功させた人が沢山います。
ここでは、そのような成功者が
世界で最も成功を収めたスモールビジネスとは?
今回紹介する成功事例は、今から100年以上も昔に考案されたビジネスモデルです。
そのビジネスモデルを簡単に言ってしまうと『フランチャイズ』の制度です。
フランチャイズとは、有名な商品を一定のエリア内で取り扱う権利を売買するという仕組みで、 米国市場で流通コストを抑えながら販売するすぐれた方法です。
そして、世界で最も成功を収めたスモールビジネスは、そう!誰もが一度は口にしたことがある世界最大のファーストフードチェーン店の『マクドナルド』なんです。
マクドナルドも自社のことを「世界で最も成功を収めたスモールビジネス」と呼んでいるぐらいですから・・・
では、なぜ『マクドナルド』がこんなにも成功を収めたかというと、
それはある一人の男との出会いがキッカケでした。
1952年にマクドナルド兄弟が経営するカルフォル二ア州のハンバーガーショップに、ある男が訪れます。
その男こそ、フランチャイズの仕組みを変え、マクドナルドの育ての親ともいえるレイ・クロックなんです。
レイ・クロックは店に入るや否や、
マクドナルド兄弟の経営するハンバーガーショップの「効率的作業」、「品質のばらつきが少ない方法」、「誰でもできる仕組み」などの運営方法に関心し、独占的にフランチャイズを展開する権利を認めてほしいと、マクドナルド兄弟を説得します。
最初に述べましたが、
レイ・クロックの凄いところ(ビジネスセンス)は、ここからなんです!!!
フランチャイズはそもそも、商標を販売する仕組みです。
しかし、レイ・クロックは、
彼が成功を収めた一番の要因は、
顧客を消費者ではなくフランチャイジー(フランチャイズへの加盟店)へ視点を置いたことなんです。
また、スモールビジネスの40%は立ち上げから、一年以内に廃業してしまうと言われています。
レイ・クロックはそのことにも目をつけ、
- 枠にとらわれない柔軟な考え方
- 新しいビジネスモデルを考案する
- スモールビジネスの弱点を改善した