ネットショップに古物商許可証は必要か?


簡単に開業できるネットビジネスは身近な副業になりました。その反面、「ネット上での法律無視」でネットビジネスで逮捕された人の話も耳にします( ̄Д ̄;;

ネットショップをするにあたって、気をつけることは“許認可の問題”です。商品によっては勝手に販売できないものもあるので、事前に確認しておいた方が無難かと思います!
実店舗、無店舗のどちらでも古物を取り扱う場合は、古物商許可証という免許が必要になるので気をつけましょう。(※オークション、ドロップシッピング、ASPでの販売は大丈夫です。)

古物説明「古物」とは、新品・中古に関係なく、一旦誰かの手に渡った品のことを指します。




ネット販売不可な商品

ネットで物を販売する場合、取り扱う商品によっては「許可証」が必要になってきます。 許可証なしでも普通に営業できますが、捕まってしまう可能性があるので、きちんと許可証を取得することをオススメします!

食品販売は、食品を加工して販売する場合(手作りケーキ、牛乳など)に許可証が必要です。都道府県の保健所に届け出る必要があるので、保険所に相談にいきましょう。


ネットショップ販売での注意点
  • 中古品

    販売を目的として中古品を仕入れたり、委託販売する場合は、「古物商許可証」が必要。

  • 食品関係

    食品を販売する場合は、「食品衛生責任者の免許」「食品衛生法に基づく営業許可」の取得は必須。

  • 酒類

    アルコール度数が1度以上の酒類を販売する場合は、「一般酒類小売業の免許」、「酒類の通販免許」が必要。



古物認可証申請の流れ

古物認可証を申請するには、営業行う場所を管轄している警察署の生活安全課へ行き、申請に必要な書類を入手します。住民票・誓約書・履歴書・説明書がもらえます。説明書には書類の記入方法や必要書類の入手先、お薦め法令集などが記載されています。

古物商の資格は一般的な資格と違い、取得試験がなく、欠格事由に該当しない限り、警察署に申請をすれば取得することが可能です。また、市役所で取得しておく書類もあるので事前に確認しておきましょう。


古物認可証申請に必要な書類
  • 住 民 票 1通 (市役所)
  • 身分証明書(*1)1通 (市役所)
  • 許可申請書 1通 (警察署)
  • 履 歴 書 1通 (警察署)
  • 誓 約 書 1通 (警察署)
  • 登記事項証明書(*2)1通 (東京法務局)

  • (*1)申請者の本籍が所在する市区町村長が発行するもので、申請者が「成年被後見人・被保佐人等」に該当しないことを証明したもの。
    (*2)東京法務局が発行するもので、「成年被後見人・被保佐人」に『登記されていないこと』を証明したもの。


古物認可証申請にはこのほか、許可審査手数料として19,000円の証紙が必要です。




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